どれほどたくさん寝ても
どれほどたくさん休んでも
なぜか疲れが取れずに体がしんどい
という、いわゆる慢性疲労に悩んでいる人は非常に多いのではないでしょうか?
「疲労」は大別すると
●筋肉疲労
●脳疲労
●肝臓疲労
の3種類に分類されるそうですが、そのうち筋肉疲労というのは意外なことに基本的には慢性化しないのだそうです。ですから「寝ても・休んでも取れない疲労」というのは、筋肉疲労によるものではないそうです。
では多くの方が悩む慢性疲労とは何なのかと言えば、あとの二つの脳疲労あるいは肝臓疲労の慢性化だと言います。
どちらか片方だけが疲労している人もいれば両方とも疲労している人もいるようですが、
例えば脳は体全体の機能を状況に応じて最適に保とうとする役割があります(血圧や血糖値や心拍数など)し、
また肝臓は体の修工場のような役割を担っている臓器になります
から、こうした各々の役割を確認していけば、いずれの臓器が疲弊しても体は健康を保つことが出来なくなり、結果的に言いようのない疲労感に見舞われるようになるということは何となくでも理解できるようになるのではないでしょうか。
つまるところ「抜けない疲れ」というのは脳か肝臓が慢性的に疲弊している表れですから、なぜこの二つの臓器の疲れが取れなくなるのかということであったり、どうすればこの二つの臓器の疲れを抜けるようになるかを知ることが、慢性疲労改善のカギになるということですね。