認知症になると脳だけでなくがん細胞までぼけてしまうので、がんが進行しにくくなる。
という話を聞いたことがあります。
調べてみても情報が全く出てこないため、真偽のほどは定かではありませんが、個人的には脳と38兆個もあると言われる体の各細胞との間の繋がりがイメージしやすい話だったので、かなり印象に残っています。
そして基本的に脳機能は年々衰えていくものですが、それと共に病気や不具合は発症しやすくなることを考えると、いかに脳機能の低下を防いでいくかということは凄く大事なことではないかと思います。
認知症の場合はがんの進行が遅くなるかもしれないという良い方向の話でしたが、脳機能が低下するということはそれに併せて体が持つ大半の機能が低下するということですから、たいていの場合は病気も不具合もむしろ悪化の方向に向かうはずですし、そのことを踏まえてみると案外脳機能を整えることこそが、あらゆる病気・不具合を改善に導く一番の近道になるかもしれないですね。
「腸や肝臓が重要」という考え方もありますが、「脳機能こそ最重要」という考え方もまた一つの答えだと思います。