なぜ栄養を摂らないといけないのか? その本当の理由を知っていますか?

栄養は摂らなければいけない

ということは知っていても、

なぜ摂らなければいけないのか?

ということについて具体的に説明できる人というのは少ないのではないでしょうか。




「栄養」というのは一言にまとめると

正常な細胞を作る為に必要な材料

であり、

正常な細胞を作る為には絶対欠かせない要素の一つ

となります。





ですから必要な種類・必要な量の栄養素を常に摂取し続けることが出来れば、正常な細胞が作られる可能性が高いということが言えますし、反対にたった一種類であっても何かしらの栄養素が不足した状態が続いてしまうと、不良品の細胞が作られてしまうということになってしまいます。

そして不良品の細胞がたくさん作られてしまうと体はどうなるかというと、言うまでもなく

●病気になりやすく
●慢性化しやすく
●老化も一層すすむ

ことに繋がるわけですから、いかに栄養を正しく摂取して正常な細胞を作るかが、病気にならない秘訣であり健康でい続けるための必須条件になるというわけです。

或いは「栄養を適切に入れないと、病気の改善は元より健康を維持することすらも出来なくなるので、だから健康の維持増進に於いて栄養摂取は最も重要な要素の一つ」だとも言えますね。



ですが厚労省も公表しているように、現代人の大半はビタミン・ミネラル・タンパク質・脂質などが深刻なレベルで不足していますし、それに合わせるように病気や不具合も増加しています。

つまりそれだけ現代人の体の細胞は、不良品の細胞だらけになってしまっているのかもしれないということで、このことからもいかに栄養摂取が健康の維持増進に於いて重要な役割を担っているかが見えてくるのではないでしょうか。




正しく栄養を摂取できたからといって必ずしも病気や不具合が治るわけではありませんし、また細胞の入れ替わりは部位によっても大きく異なり、1年で替わる部位もあれば10年かけて替わる部位もあると言います。

そのため栄養摂取の価値が実感でき始めるのが10年以上経ってからということも珍しくなく、だから正しい栄養摂取を継続できる人が殆どいません。



ですが前述したように正しく栄養を摂り続けておかないと体内で作られる細胞は不良品の細胞になってしまいますし、そのような細胞が増えてしまうと病気を治すことも健康を維持することもままならなくなってしまいます。

ですから体感が「ある」とか「ない」とか、「治る」「治らない」に関わらず、栄養は適切に摂取し続けることが重要で、その努力の継続が10年後20年後に大きな違いとして表れてきます。



特に大きな病気を治したい場合や慢性的な不具合を解決したい場合は、体全体の細胞を正常な細胞に総入れ替えするくらいでないと難しいであろうことが考えられますから、不健康な人ほど効果が無くても正しい栄養摂取を継続することが必要で、そうした地道な努力の先にもしかしたら大きな成果が得られるかもしれないということをよくよく理解しておかなければいけないと思います。


間違っても「なんか凄そう」な治療法や健康法にばかり目を奪われるのは止めた方が良いですね。

そんなところには絶対答えはありません。