「自律神経が狂いやすい魔の時間帯」というものがあります

十年以上も前のことになりますが、とある血の研究者から

警察の事故データを調べていくと分かるはずなんだけど、重大な事故が起こるのは朝の4時と夕方の16時に集中してるんだよね~。
で、何でその時間帯に重大とも言える大きな事故が起こりやすいかっていうとさ。
交感神経と副交感神経が切り替わる時間帯だからなんだよ。
そういう時って急に眠くなったり集中力が途切れやすくなるからね。
きっと脳内でも多少の混乱というかうまく情報伝達ができなくなってるような状態も起きてるんだろうし。
だから事故しやすいってわけ。
こういうことは人間の仕組みを色んな角度から見ていけば分かってくることでさ。
単に注意するってだけじゃ解決できない問題ってあるってことなんだよね。
このことを警察の人に話したらめちゃくちゃ驚かれたよ。
「だからその時間帯に事故が多いのかあ~」ってね。

というお話をお聞きしたことがあります。



言われてみれば確かに事故渋滞に遭遇するのは17時前後が多いですし、また早朝にバイパスや高速道路を走ることが多い人ならこれまた実感されていることだと思いますが、やはり朝の4時~5時辺りの時間帯って走ってる車の台数のわりに異常に事故が多いです。



加えて

「16時頃になると急激な眠気に襲われる」

って人はすごく多いですし、

「一日の疲れを急に感じ始めるのも大体16時を過ぎた辺りから」

という人が大半だと思いますから、そうしたことを考慮していくと、

自律神経系が交感神経優位(活動モード)と副交感神経優位(休息・修復モード)の状態に切り替わる時間帯というものがあり、

■その前後の時間帯では脳が混乱(判断力・認識力・集中力の欠如)することがあるため、事故やミスが起こりやすくなる

という考え方はきっと概ね正しいものなのだろうなと思います。



それだけに明け方の4時と夕方の16時というのは特に注意して過ごしたい時間帯であり、車の運転や仕事に従事する上に於いては『魔の時間帯』ということになりそうですね。





なおこの話にはちょっと続きがあって、ちょうど昨日の16時半過ぎ。

銀行の駐車場に車を停めていたら某介護施設の車が銀行の階段壁に車をぶつけたらしく、その破片が僕の車にぶつかって一部損傷してしまいました(T_T)



相手の保険で修理するのでもちろん僕に金銭的な負担は一切ありませんが、助手席に人は載せていましたし、バックでぶつかったわけではなく、前進しながらノーブレーキで壁に激突したようですから、脇見だったのか居眠りだったのか、とにかくありえないぶつかり方をされていました。・

時間帯を考えれば、これももしかしたら自律神経系の混乱によって引き起こされた事故だったのかもしれません( ̄▽ ̄)