「効果を出しやすい薬の飲み方」を紹介します

出来る限り薬を使用しないことに越したことはありませんが、命の危険がある場合や周囲への配慮を行わなければいけないような場合には、薬の使用もやむを得ない時があると思います。

そのような時に知っておくと便利なのが「より薬の効果を引き出せる薬の飲み方」です。



と言ってもこれは驚くほど簡単な方法で、

薬を飲んでから15分後くらいに白湯をコップ一杯飲む

というたったこれだけのもの。

これならどんな人でも出来ますね。



なので薬を飲まれることがある方はぜひこの方法を試してみてください。


ところでなぜ薬を飲んだ15分後に白湯を一杯飲むと薬の効果が発揮されやすいのかというと、絶対知っておいたほうが良い「血液がドロドロになるもう一つの大きな要因」についてという記事の中で紹介している血液凝固因子「フィブリン」という物質が関係しています。



フィブリンは

血の流れを悪くする物質の事

で、毒などの体にとって害となる異物を全身に回さないようにするために分泌される物質です。
(あと出血を抑える役割などがあります)

そして薬の大半は石油から作られているものになりますから、体にとって石油系生成物はまさに異物であり、血流を悪くしてでも全身に回したくない物質になります。



だから薬を飲むとフィブリンが分泌されて薬のめぐりを強制的に悪化させられるわけですが、薬のめぐりが悪くなるという事はその分薬の効きが悪くなるという事でもあります。

そのこと自体は体がもつ自然治癒力やホメオスタシス機能が正常に働いている証でもあるので決して悪い事ではありませんが、かといってその正常な機能のために薬の効果が薄まってしまうというのは,薬を使用する上に於いては勿体ないというかあまりに非効率過ぎる話になってきます。



そこで役立つのが冒頭に書いた白湯です。



白湯を飲むと血中の水分量が高まるため、その分だけ血のサラサラ度が上がります。

ドロドロの砂糖水に大量の水を加えてかき混ぜれば、サラサラした砂糖水になるのと同じ理屈

ですね。

フィブリンも大量の水によって濃度が薄まり、その分だけ血の凝固作用が低下されると考えられますので、だから薬を飲んでからフィブリンが大量に分泌されたであろう15分後くらいに白湯を飲むと血がサラサラになり、薬が全身にいきわたりやすくなって結果的に薬の効果も発揮されやすくなるだろうとこういうわけです。



また白湯を飲むと、「連鎖赤血球」と言って赤血球が数珠のように繋がって血流が悪くなってしまっている状態の人が現代日本人には多くみられるのですが、その連鎖赤血球も白湯を飲むことで一時的に緩和されて血流促進が促されるという効果も期待できるので、じつは白湯って血流悪化の改善に役立つ優れた健康法だということが言えますし、薬の効果を引き出す重要な要素の一つにもなっている事が分かっていただけたのではないかと思ったりもします。



そのようなわけですから「起きぬけに一杯の白湯」同様に「薬の飲用後に一杯の白湯」もぜひ大事にされてみてください。

意外と効果があったりするものだと思いますよ。


あわせて読みたい
絶対知っておいたほうが良い「血液がドロドロになるもう一つの大きな要因」について 「精神的ストレスによって体の中で起こる現象」について少し解説してみます で説明したように、負の精神的ストレスを受けてしまうとフィブリンと呼ばれる血を固めるタン...