食べても元気にならない理由? 算命学で知った衝撃の体質診断

先日、算命学でさまざまなことが診れるという話を書きましたが、その中でも健康面の話がとても興味深く、また大変参考になる内容でしたので、前回の記事では書き切れなかったその詳細について改めて紹介してみようと思います。

前回の記事でも触れましたが、算命学の健康に関する見方は、栄養学や現代医学の視点とは全く異なり、まさに目から鱗の話です。

これはどなたにも役立つ話になると思うのでぜひ最後までお読みください。



じつは、生年月日から見えてくる体の特徴の一つに

「あなたは栄養をうまく活かせない体質ですよ」

という診断がありました。

これは、栄養の活用効率が非常に悪く、摂取してもすぐに使い切ってしまうという意味らしく、言ってみれば

燃費の悪い車のような体質

なのだそうです。

もちろん、栄養をまったく活かせていないわけではないけれど、その良さを十分に引き出せない体質なので、放っておくと健康面で問題が出やすく、また一度不調になるとなかなか治りにくいとのこと。



では、元々持って生まれたこうした体質を変えるにはどうすればいいのでしょうか。



算命学的なアドバイスでは

「食事の前に、“今から栄養を摂るので、しっかり吸収して効率よく使おう”と心で唱えること」

そして

「胃や腸をマッサージして物理的な刺激を与え、内臓に準備をさせること」

が大切だと言われました。

つまり、体に語りかけ、体との対話を通して体質を整えていくという姿勢が大切だということですね。

私の場合、こうしたアプローチを行わない限り、どれだけ栄養学の理論に基づいて食事を工夫しても、結局は栄養不足に陥ってしまうようです。



さらに算命学では、こうした「燃費の悪い体質」を持つ人に共通して

“考えすぎる傾向”がある

とも言われています。



どういうことかというと、私たちのエネルギーは思考によっても大きく消耗されるそうです。

特に頭の中であれこれと考えを巡らせ続けていると、それだけで体のエネルギーを使い果たしてしまい、肝心の胃腸や内臓、筋肉に回す力がなくなる

のだそうです。



ですから食事をする前に思考をストップし、

「今は食べることに集中しよう」

と切り替えること。

そして

「この栄養が自分の体を元気にしてくれる」

とイメージしながら噛み締めて食べること。

これらがとても大切になるとのことでした。



現代栄養学では、糖質・脂質・タンパク質のバランスやビタミン・ミネラルの摂取が重要視されますが、算命学では

「どんな想いで食べるか」

「食べ物をどう迎えるか」

という心の在り方にこそ、健康を支える土台があると考えているようです。

もちろん栄養学やデトックスの世界でも、食事を楽しむことや感謝して食べることの大切さは言われていますが、算命学ではそれが単なるプラスαではなく、むしろ最優先事項だというところが大きく違うと感じました。

そして実際この心の在り方こそが、栄養をきちんと活かす上で欠かせないものであることに、改めて気付かせてもらえたのは大きな収穫です。



ですから私自身、このお話を聞いてからはただ黙々と食事を済ませるのではなく、

「この一口が自分の力になる」

と思いながら食べるようになりました。

もちろんまだその効果をはっきりと感じているわけではありませんが、こうして食事の時間に意識を向けること自体がとても大切なことだと感じています。



やはり私たちの体や健康というものは一つの見方だけで理解できるものではなく、いろいろな角度から見つめることが必要なのだと思います。

結局のところ人間は一人一人、体のつくりも体質も全く違いますから、たった一つの理論や物差しだけで判断するのは、やはり無理があるのでしょうね。